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ヴェルヴェット・アンダーグラウンド

(音楽)
う゛ぇるう゛ぇっとあんだーぐらう

The Velvet Underground
1965年に結成。
オリジナルメンバーは以下の4人。

  • ルー・リード(ヴォーカル、ギター、ピアノ)
  • ジョン・ケイル(ベース、エレクトリック・ヴィオラ、オルガン、ピアノ、ヴォーカル)
  • スターリング・モリスン(ギター、ベース、ヴォーカル)
  • モーリーン・タッカー(ドラムス、パーカッション、ヴォーカル)

1967年に、アンディ・ウォーホルプロデュースで、ファーストアルバムThe Velvet Underground And Nico」をリリース。このアルバムには、オリジナルメンバーに加えて、ニコが、ヴォーカルとして参加した。ホモセクシャルや、麻薬といったテーマを正面から取り上げた問題作であったが、世間に受け入れられなかった。
その後、アンディ・ウォーホルと袂を別ち、セカンドアルバム「White Light/White Heat」をリリーステーマとしては、前作を受け継いでおり、17分にも及ぶ大作「Sister Ray」では、フリー・インプロヴィゼイションの限界に挑んでいる。
セカンドアルバム発表後、オリジナルメンバーのジョン・ケイルが脱退。後釜にはダグ・ユール(ベース、オルガン)が座った。
1969年にサードアルバムThe Velvet Underground」を発表。前作とはうって変わって、あくまでも静かに心の内面を吐露するような作品に仕上がっている。
1970年には、4thアルバム「Loaded」が発表される。ルー・リード代表作ともいえる、「Sweet Jane」や「Rock 'n' Roll」が収録されたアルバムであったが、粗悪なプロデュースにより、実に半端な感じの否めない作品となってしまった。
このアルバムを作成中に、バンドの中で重要な位置を占めていた、ルー・リードが脱退してしまい、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドは、事実上崩壊した。
ファーストアルバムプロデューサーであり、初期のヴェルヴェット・アンダーグラウンドの守護者であった、アンディ・ウォーホルの死去に伴い、ルー・リードジョン・ケイルは、アンディ・ウォーホルの生涯を一枚のアルバムに仕立て上げる。アンディ・ウォーホルに捧げられたそのアルバムは「Songs For Drella」と名づけられた。
この時の、ルー・リードとジョン・ケイルコラボレーションは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの再結成へと繋がる。
1990年、ルー・リードジョン・ケイルパフォーマンススターリング・モリスン、モーリーン・タッカーがゲストとして参加。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが再結成された。
1993年にはワールドツアーも行い、この時の演奏は「Live MCMXCIII」と題された2枚組のアルバムに記録されている。
が、またしても解散。その後、オリジナルメンバーの1人である、スターリング・モリスンが死去したため、もう2度とオリジナルメンバーで再結成されることはない。

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