水色のなかま)第4章は、君が思っていたのと違う体験記になりそうだね。 僕は、てっきり人間の方々に、僕の体験を語っていくのかと思ってた。参考にしてもらうために。 水色のなかま)いや、あながち違ってはいない。君がありとあらゆる存在と語る体験の様子を表すんだ。そして、その内容や、君の態度から、人間には、自分が生きる、生き残っていくヒントを探してもらいたい。 君の出した答えが正しいんじゃない、君の様子を見て、違う見識をむしろ持ってほしい。みな、人は、それぞれ違う気持ちを持つことこそいいのだ。その、起爆剤となるのが君だ。僕ならこうする、俺ならこう出る、私は違うと思う、その意識こそが必要で、君がここに心情…