裁判長は判決の概要を改めて説明したあと「再審の初公判でひで子さんは巌さんに『真の自由を与えてほしい』と願われました。無罪判決が言い渡されましたが検察は控訴する余地があり、審理は続く可能性があります。無罪が確定しないと意味がありません。巌さんに自由の扉は開けましたが、まだ、閉まる可能性はあります」と述べました。 また、國井裁判長は「ものすごく時間がかかっていて、裁判所として本当に申し訳なく思っています」とことばをつまらせながら話しました。そして「有罪か否かを決めるのは検察でもなく裁判です。確定するにはもうしばらくお待ちいただきたい。真の自由までもう少し時間がかかりますが、ひで子さんも末永く心身と…