NGOで支援しているフィリピンでは、新型コロナウィルスのパンデミックにより、未だ世界最長のロックダウンが続き、学校も対面授業が禁止されている。授業はモジュールクラスという形で行われ、いわゆる家庭学習で授業のカリキュラムを行っている。お金のある家はオンラインクラスを受けることができる。しかし、タブレットもネット環境もないスラムの貧困層は、学校から毎週プリントをもらってきて、それを宿題としてやっている。しかし、そのモジュールクラスが始まったのでさえ去年の10月から。ロックダウンは去年の3月からなので、7ヵ月の休み(もともとの長期の休み・夏休みも含めて)だったわけだ。日本も初めの(まだ緊張感があった…