大河ドラマの題材として今、再び脚光を浴びている紫式部、そして「源氏物語」。1200年前の途方もなく昔のことと感じられる人も多いと思いますが、京都にはその当時を偲ぶ寺宝や、平安貴族たちの想いに触れられる名所が数多く残っています。今回は「京の冬の旅」(2024年1月6日~3月18日)で特別公開中の2寺院を通して紫式部が生きた時代の面影、平安貴族たちの足跡を辿っていきたいと思います。 https://ja.kyoto.travel/specialopening/winter/ ■泉涌寺へ向かう途中に瀧尾神社、「夢の浮き橋」跡 京都駅の南東、電車と徒歩でおよそ25分のところにある泉涌寺(せんにゅうじ)…