静かな水面の風景を、小さな鳥が波紋で崩す(マツミナ) ミナさんの言う通り、確かに先生はよく生徒たちに手を挙げさせますね。学習場面ばかりではありません。朝の学活では「忘れ物した人」「咳の出る人」「朝ごはん食べてこなかった人」にも手を挙げさせる。給食の時間には「残した人」「おかわりする人」……。学習の理解度や、状況、結果を簡単に掌握できる便利な方法なのです。 でも、リフレクションシートに「新しい経験をしたかったけれど、手が挙げられなかった」「指名してくれてありがとうございます」などと書いた学生がいたように、事実や本音に基づいた反応であるとは限りません。「手を挙げて」の一言によって先生と生徒、あるい…