(見せ消ちは取り消し線で示す) おもきて 一、足さすり*1候とき、いたか*2なるてい*3をし候物ニおいてハ、ふちふち*4十石かへさせ可申事、 一、ゆとの*5うらへのともはん*6かわりたる可候事、 一、秀吉・お祢ゝ*7ニくちこたへ*8候ハヽ、いちにち一やはしり*9可申事、 以上、 天正十三年十一月廿一日 てんか*10 『秀吉文書集二』1757号、289頁 (書き下し文) おもきて 一、足摩り候とき、居高なる躰をし候者においては、扶持扶持十石替えさせ申すべきこと、 一、湯殿裏への供番替わりたるべく候こと、 一、秀吉・おねねに口答えそうらわば、一日一夜走申すべきこと、 以上、 (大意) 掟 一、足を…