ボーイズラブ小説家。
2008年『雪よ林檎の香のごとく』(新書館)でデビュー。
ディアプラス(新書館)、ルチル(幻冬舎コミックス)を中心に活躍。
ツミデミック 一穂ミチ (著) パンデミックと「罪(ツミ)」をかけまして~、 なぞをときますと~ 「ツミデミック❓😲❓」 というわけで、ツミデミックというタイトルになったのかな…… と思われますが💦 とにかく、この本は今年1番、ゾクゾクしました📕 「えっ、そんな展開👀」 と何度も思いました。 濃~い内容です。 小説が苦手な方にもオススメです💡 www.kobunsha.com ツミデミック 作者:一穂 ミチ 光文社 Amazon ランキング参加中挑戦する40代・50代 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ ランキング参加中好きな事、物、趣味について語るブログ ランキング参加中読書の…
こんにちは。 面倒くさがりの主婦です。 日々、苦手な家事に奮闘しながら生活しています。 以前書いたこの記事で紹介されていた本、一穂ミチさんの『スモールワールズ』を読みました。 mendokusainoyada.hatenablog.com smallworlds.kodansha.co.jp 2022年 本屋大賞ノミネート】【第165回直木賞候補作】【第9回静岡書店大賞受賞】【キノベス!2022 第4位】 最終話に仕掛けられた一話目への伏線。気付いた瞬間、心を揺さぶる、鳥肌モノの衝撃が襲う!!読売新聞、日経新聞、本の雑誌……各紙書評で絶賛の声続々!「驚きの完成度!」――瀧井朝世さん(『スモール…
こんにちは。メブコです。 今回は、一穂ミチ先生の小説「キス」をご紹介してしていきたいと思います。 キス (ディアプラス文庫) 作者:一穂ミチ 新書館 Amazon ちるちるのBLアワードにて「ベスト表紙デザイン賞」で入選しただけあり、2人の柔らかな空気感が漂ってくるような美しい表紙ですよね。 作者の一穂ミチ先生は、2024年に「ツミデミック」で直木賞を受賞された方です! 一般文芸、BLともに読者の心をつかんで離さない作品を多々生み出されています。 一穂先生の作品は、文体の美しさもさることながら、特筆すべきは「絵になる場面」が多いことだと思います。 読了後に「あのシーンが良かったの!!」と誰かに…
こんにちは。昨年6月末で定年退職を迎えた独身男性です。 今回は一穂ミチさんの「ツミデミック」を読んだ感想です。見事今年の直木賞を受賞した話題の作品ですね。
ツミデミック 作者:一穂 ミチ 光文社 Amazon あらすじ この三年間、コロナ禍の出口の見えない焦燥感に苦しまされた僕たち。 よく晴れた土曜日に、僕は待ち合わせをしていた。 SNSを通じて知り合った、年齢も性別もバラバラの僕らの奇妙なドライブが始まった。 読後感想 SNSで知り合った5人 一人では踏ん切りがてきないことを、集団だったできるだろうと集まる ただ目的地には先客の車 一人が見に行ったら亡くなってという それに怖じ気づいたメンバーは・・・ 結末のどんでん返しが待っていた -------------- 以下をクリックしてもらえると更新の励みになり嬉しいです(ブログ村) ↓ にほんブロ…
ツミデミック 作者:一穂 ミチ 光文社 Amazon あらすじ 十七歳の娘が妊娠したことに頭を抱えている達郎は、実家の両親からお隣さんの様子が変だと相談される。 近々子供を産む様子だった奥さんだが、いつになっても子供を産んだ気配はないようだ。 読後感想 達郎は自分の娘の妊娠の相手は同じ高校生だと知る その男の母親よりほんとうに自分の息子の子供を妊娠しているのかDNAで調べろと難癖付けてくる ただ娘は何としても産むと言い切る 高校には内緒で妊娠のまま卒業そして出産 一方実家の隣の奥さんは妊娠しているところを見せるため偽装妊娠していた それがばれないかとゴミ出しに行くのも影に隠れるようにして行く …
ツミデミック 作者:一穂 ミチ 光文社 Amazon あらすじ 調理師の職を失った恭一は家に籠もりがちで、働く妻の態度も心なしか冷たい。 ある日、小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。 近隣の一軒家に住む老人からもらったという。 隼からそれを奪い、たばこを買うのに使ってしまった恭一は、翌日得意の澄まし汁を作って老人宅を訪れるがーー 読後感想 恭一は老人が身寄りのない金持ちだと勝手に解釈する しかも恭一家族が住むアパートの持ち主だ 老人の遺産目当てに特別縁故者になろうといろいろ手を廻す 老人がいつも買いに行く弁当屋に代わりに買いに行ったり、料理人の腕をか…
ツミデミック 作者:一穂 ミチ 光文社 Amazon ツンデミックの短編集の感想を8月15日以来中断していたが再開させる あらすじ 15年前死んだ自分(松本唯)がこの世に透明人間になったかのように現れる 高2の時、死因は台風で川に流され死んだことになっている 最近白骨が発見された葬儀を行うことになっていた 松本唯は透明人間のようになってこの世に現れ死んだいきさつを探る 読後感想 15年前高校の女友達登島つばさは当時の教師(杉ちゃん先生)のとの不倫の仲にあった ところが唯も誰にも知られず杉ちゃん先生と不倫をしていた 惟は妊娠し、詐欺で受け取った持続化給付金を持ち、登島と東京へ逃げる約束をした そ…
それからも慎吾は丁寧にひげを剃り、肌のケアを続けた。何に勝ちたいのか定かではない負けん気が頭をもたげたのと、自分自身にかけるささやかな手間が楽しくなったから。その時だけでも、よし、と思える。化粧水をたっぷり取った手のひらを顔に押し当てると、じゅわっとした感覚や冷たさが心地いい。化粧水の成分以外のものも染み込んでいく気がする。ほっとする。 一穂ミチ『スモールワールズ』 何かをやる時に、それは自分を大事にするためなのか、あるいは人を見下すためなのかで、その後の精神状態は大きく異なってくる。 例えば、自分の肌は大事だから肌をケアしているのか、美貌を根拠に他人を見下すために肌をケアしているのか。 どち…
内容(amazonより引用) 舞台は大阪のテレビ局。腫れ物扱いの独身女性アナ、ぬるく絶望している非正規AD……。一見華やかな世界の裏側で、それぞれの世代にそれぞれの悩みがある。つらかったら頑張らなくてもいい。でも、つらくったって頑張ってみてもいい。人生は、自分のものなのだから。ままならない日々を優しく包み込み、前を向く勇気をくれる連作短編集。 砂嵐に星屑 (幻冬舎文庫) 作者:一穂ミチ 幻冬舎 Amazon 感想(ネタバレなし) 『スモールワールズ』が人気を博し、今年は別の作品で直木賞を受賞した一穂ミチ。この方は何より、一言で語れない複雑な心象を写し出すことに長けている。性別や立場の壁を越えて…
おすすめの小説、死ぬまでに読むべき小説、過去最高の小説…などなど。 限られた時間の中で、いい小説と出会いたいけれど、どんな作品が「いい小説」なのかわからないという方は、まずは本記事を読んでみてください。 日本で最も有名な賞のひとつ、「直木賞」を受賞したおすすめ小説を12冊紹介します。 ゴリ部長文学界で有名な作家によって選考される、素晴らしい小説ばかりだよ。 なお、紹介する小説はAmazonのオーディオブック「Audible]」で聴けます。というより、おすすめします。 Audible無料体験で直木賞作品を聴く 気に入ったら、書店で紙の本で買う これで効率よくいい本に出会えます。 さぁ、はじめよう…
はじめに あけましておめでとうございます!2024年もよろしくお願いいたします。 2023年は9月から12月までブログ更新できなかったですね。。更新を忘れていたわけではなく、書きたいブログネタ(映画とか本の感想)を書くのが億劫で放置しておりました。。 今年最初のブログ記事はそれらのネタは横に置いておいて、2024年読んだ本の簡単感想+まとめをします!1年に1回これを書くことが読書のモチベの一つと言っても良いです。自分による自分のための記事です。 では、はじめに今年読んだ本の冊数をどうぞ。 (画像はブクログのスクショです) 92冊です!!あと8冊で100冊達成できてましたね。 sitibusay…
年末年始の連休がいい感じにあったので、空いた時間に読書 〇「人魚が逃げた」青山美智子 童話アンデルセンの人魚姫と絡めながら、物語が絶妙に繋がっている素敵な物語です。 若いカップルから熟年夫婦までの微妙な心の揺れがドキドキでした。 〇「恋とか愛とかやさしさなら」一穂ミチ 婚約者が盗撮したら・・・ 加害者のほんの軽い気持ちがいかに自身も周りも絶望に追い込むのか、という重い切ない一冊でした。 〇「スマホ写真の撮り方」吉住志穂 読んだだけでは劇的な写真にはならないけれど、試してみたいテクニックもあったので、実践を重ねていきます。 〇「お一人さま逃亡温泉」加藤亜由子 身も心も浄化する旅!という副題に心惹…
遅くなりましたが1月の購入検討&気になる本ほかピックアップです。今月は年始の休みのほか、13日の成人の日の祝日の影響も大きく、10日前後、15日前後、20日前後、25日前後の気になる作品をみていくと、そのあたりがびっくりするくらいの渋滞っぷりです(苦笑)これはなかなか難しい選択を迫られそうです…。注目シリーズは電撃文庫から「86―エイティシックス―」「錆喰いビスコ」、GA文庫から「りゅうおうのおしごと!盤外編」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝」、電撃の新文芸から「Unnamed Memory -after the end-」、富士見ファンタジア文庫から「公女殿下の家庭教…
あけましておめでとうございます。ねぎしそです。 今回は2024年を振り返る意味も含めて、漫画、小説、演劇、映画、百合カプなど、色々なベスト10を挙げていきたいと思います。 なお、あまりに文量が多くなってしまったので、前編と後編に分割します。 前編の内容は「(商業)漫画」「(漫画)同人誌」「演劇」「小説」、 後半の内容は「映画」「拙作」「百合カプ」「居酒屋」という括りにしました。 興味のあるところだけお読みください。 ベスト(商業)漫画2024 1. 岩浪れんじ『バルバロ!』 2. 芦原妃名子『セクシー田中さん』 3. 高森みなも『六年目の浦島太郎』 4. 白梅ナズナ/まきぶろ『悪役令嬢の中の人…
しれっと復活。 どうもどうも皆さま明けましておめでとうございます! 今年もどうぞよろしくお願いします。 更新もランキングもサボってすいませんが(誰も待ってない)、本はちょこちょこ読んでおりますゆえこれからチビチビアップしていく所存。 過疎ブログではございますが、長いお友達とは変わらずお付き合いいただいていて、 日常の癒しであります。手遅れかもしれませんが(なんの)、去年のランキングを発表させていただきたく。去年はなかなかの豊作ぞろいでして(国内は)、ランキングはかなり悩みました。選ばれた10冊+5冊も、惜しくも選外となった作品も良作ばかりですのでご参考になればと。 去年は116冊読了。うち海外…
★は特に好きなもの 小説 新書 ノンフィクション その他 小説 『ラウリ・クースクを探して』宮内悠介 『襷がけの二人』嶋津輝 『ともぐい』川崎秋子 『八月の御所グラウンド』万城目学 『ハンチバック』市川沙央★ 『東京都同情塔』九段理江 『黒笑小説』東野圭吾 『まいまいつぶろ』村木嵐★ 『地雷グリコ』青崎有吾 『エレファントヘッド』白井智之★ 『なれのはて』加藤シゲアキ 『ヨモツイクサ』 知念実希人 『ツミデミック』一穂ミチ 『令和元年の人生ゲーム』 麻布競馬場 『われは熊楠』岩井圭也 『探偵ガリレオ』東野圭吾 『ぼくは化け物きみは怪物』 白井智之★ 『名探偵のいけにえ』 白井智之 『予知夢』東…
昨年も注目作品が次々と文庫化されていました。そこで今回は昨年文庫化された作品の中からおすすめ作品を30作品紹介したいと思います。気になる作品があったらこの機会にぜひ読んでみて下さい。※各作品タイトルのリンクはBookWalkerページに飛びます。 1.同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA) 同志少女よ、敵を撃て posted with ヨメレバ 逢坂 冬馬 早川書房 2024年12月11日頃 楽天ブックス 楽天kobo Amazon Kindle honto 紀伊國屋書店 独ソ戦が激化する1942年、急襲したドイツ軍によって母や村人たちが惨殺され、赤軍の女性兵士イリーナに救われたセラフィマ…
一穂ミチの『光のとこにいてね』! 訳も分からず毎週水曜日に母に連れていかれた古びた団地… そこで結珠と果遠は出会った… 2人は着るものも食べるものも住む世界も、何もかも違った… でも、お互いに強く惹かれた… 高校で再開し、すぐ別れ、大人になってまた偶然の再会… 言葉ではとうてい言い表すことの出来ない2人の関係… そんな2人の四半世紀の愛の物語… … 結珠視点、果遠視点、と交互に話が進み、とても読みやすかったです! 友情以上の友情?、愛情以上の愛情? それともそんな陳腐な関係を飛び越えた2人の結びつきが凄いっ!! そんな2人は両親には恵まれなかったかもしれないけど、夫や娘、もしかしたら半分しか血…
2024年に読んだ本は、247冊でした。 投資・FIRE系 発達障害ライフハック系 手帳・ノート系 の本をよく読みました。 001.ガラム・マサラ! [ ラーフル・ライナ ] 002.子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫) [ ドロシー・ロー・ノルト ] 003.リスペクト R・E・S・P・E・C・T [ ブレイディみかこ ] 004.サクラサク、サクラチル [ 辻堂ゆめ ] 005.疲れた人に夜食を届ける出前店 [ 中山有香里 ] 006.未来を一緒につくる!ファイナンシャル・プランニング技能士 [ 柳澤美由紀 ] 007.照子と瑠衣 [ 井上荒野 ] 008.#住んだら手帳 [ CHINT…
文筆家として活動しているひらりさです。 元気に年を越しました! そして年女になりました。2025年もよろしくお願いします。 プロフィール 平成元年、東京生まれ。女子校とボーイズラブで育った文筆家。オタク女子ユニット「劇団雌猫」のメンバーとして活動。オタク文化、BL、美意識、消費などに関するエッセイ、インタビュー、レビューなどを執筆する。単著に『沼で溺れてみたけれど』(講談社)、『それでも女をやっていく』(ワニブックス)など。 文筆家ってなんやねんとお思いの方も多いでしょう。 具体的には、 エッセイを書いたり 本や映画のレビュー・インタビュー・推薦コメントを書いたり 時にはトークイベントやポッド…
昨日は映画版でしたが2024年読んだ本を振り返りながら勝手にアワード 【最優秀】『赤と青とエスキース』 青山美智子エスキースを通じて様々な人々の姿が描かれててあらゆる出来事を経てではないと辿り着けない場所そこで生まれる喜びと絆はまるで奇跡のように繋がる。https://gotoblueseabicycle.hatenablog.com/entry/2024/03/01/050021 心揺さぶられ感動した作品 【感動】『星を編む』 凪良ゆう絆の強さと生きるって事への賛歌人生はどんな事があろうとも素晴らしく意味のあるものであると思いたい自らの人生も切に願うあの人達の幸福な未来を心から願う。 htt…
おはようございます^ ^ 10月にハピチわ(id:mendokusainoYADA) さんが紹介されていた本を2ヶ月も掛かって読み終わりました^ ^ 一穂ミチ著 《スモールワールズ》 7話で構成されてる短編集 1話ごとに独立した話で、最後に全てを回収するってパターンではありません。 その1話ずつがめちゃめちゃ個性があり、読み応えがあったので一話終わるごとに余韻に浸ってたので、読むのに時間がかかってしまいました^ ^ ハピチわさんのイチオシは「魔王の帰還」との事。 私のイチオシは……… 「花うた」か「式日」ですかね。 いや、どの話も面白い! 面白いって言いかたが正解?って話ばかりで、深く考えさせ…
あけましておめでとうございます。 2024年の振り返り 2024年に読んだ本 2024年に観た映画 2025年にやりたいこと
2024年は漫画も含めると合計115冊(+1)の読了でした。(+1)は読書メーターになかった本(漫画)です。 ざっくり見たところ、小説が69冊、漫画が37(+1)冊、エッセイ・ノンフィクションが6冊、グラフィックノベルが3冊といった感じです。 印象に残ったのは、読んだ順で10冊選ぶと ①地図と拳②君が手にするはずだった黄金について③ラウリ・クースクを探して④それは誠⑤本の背骨が最後に残る⑥寝煙草の危険⑦すべての、白いものたちの⑧バリ山行⑨地球の果ての温室で⑩金は払う、冒険は愉快だ といったところ。でも読了本は大体面白かった。ワシントン・ポーのシリーズのぐいぐい引き込まれて楽しんで読んだし、『同…