今回は、「勉強するのは何のため?--僕らの「答え」のつくり方」(2016年)を読みました。 勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方 作者:苫野一徳 日本評論社 Amazon 本書に書かれている「なんのために勉強するのか」、「なんで学校に行かなきゃいけないのか」、「いじめは無くせるのか」も、もちろん勉強になったのですが、対立するテーマを考える時に「注意すべき二つの落とし穴」はいつも確認したい内容だと思ったのでまとめたいと思います。 一般化のワナ 一般化のワナとは、自分だけの限られた経験を、ほかの人にもあてはまるものとして考えてしまうことです。学歴を必要としない職業についた大人が、そんな…