「すごもりのむしとをひらく」 と読みます。 春の日差しの温もりを感じて、 戸を啓いて外に顔を出すかのように、 土中で冬ごもりをしていた虫達を始め、 カエルやヘビ、トカゲなど、 様々な生き物が姿を見せてくれる頃です。 二十四節気「秋分」の 次候「蟄虫坏戸」(むしかくれて とをふさぐ)と 対の関係になっており、 秋が深まる中で冬支度をして、 地中に入口の戸を塞いで 姿を隠して冬ごもりをしていた生き物達が、 この時季、半年近い月日を経て、 再び活発に活動を始めるということであり、 長かった冬の終わりを実感する内容の時候です。 www.linderabell.com この頃は日も暖かくなり、 農作業を…