■ カプレーゼ ようやく念願のモッツァレッラチーズ 夕方の地方民放情報番組で、全国を渡り歩いたチーズ職人のオーナー殿が最後に行きついた理想の場所、それが朝霧高原を有するこの哀愁のイナカ町だった…ということを知ったのは数年前のことです。 畜産業が盛んなので以前から各種乳製品の製造は行われておりましたが、個人のチーズ工房が開設されるのは初めてのことで、欧州仕込みの本格チーズがようやくいただけるようになったと喜んでおりました。ところがこれがまたなかなか実現しないのですよ、メニューが重なって都合が悪かったり、シゴトの折り合いで買いに行けなかったり、体調を崩して外出を控えていたり…といつの間にか数年の時…