子どもの頃,、母親の田舎に行くとはとこ(又従兄弟)たちと和舟を借りて釣りを行い、大人になってからはカヌーや小型ヨットで遊んでいた私は、井上靖の『敦煌」などを読んで憧れた大草原の騎馬民族の記憶と、黒潮に乗ってやってきた海人族の記憶のどちらがDNAの中に色濃く残っているのか、中学生の頃からずっと考え続けてきました。昔からかなり変な子どもであったのです。 2009年に『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』をまとめ、彼らのルーツが対馬・壱岐の海人族であることを確信し、さらに2014年には『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)をまとめましたが、邪馬台国論争…