如何にして更に多くの過去世を識別するか あなたが、上述の様に、前の一世を識知し、かつ、前の一世の五因(無明、愛、取、行と業)、及び、それらの、今生における五果(結生心(paṭisandhicitta)、名色、六処、触と受)を見ることができたならば、あなたは、同じ方法でもって、過去の二番目の生、三番目の生、四番目の生という風に、能力の許す限り、多くの生を識別する必要がある。 もし、過去生または未来世は、梵天界にいるならば、あなたは、三処(眼処、耳処と心処)しか見えない。(梵天界は)人類または欲界天の六処とは異なるのである。 如何にして未来を識別するか ひとたび、この種の観智の力が育成されたならば…