紀貫之 行きて 見ぬ人も 忍べと 春の野の かたみに つめる 若菜 なりけり 紀貫之 きのつらゆき866~945?三十六歌仙。土佐守の時土佐日記を著す。古今和歌集の撰者。古今の秀歌の新撰和歌集も撰んだ。 新古今和歌集巻第一 春歌上 延喜御時の屏風に 行きて見ぬ人も忍べと春の野のかたみにつめる若菜なりけり 亭子院の歌合歌 わが心春の山邊にあくがれてながながし日を今日も暮らしつ 題しらず わが宿の物なりながら櫻花散るをばえこそとどめざりけれ 巻第二 春歌下 題しらず 花の香にころもはふかくなりにけり木の下かげの風のまにまに 清愼公家の屏風に 暮れぬとは思ふものから藤の花咲けるやどには春ぞひさしき …