勝手にサブタイトル「大悪人松永久秀が好きになる本」とつけさせていただきました。おそらくこれまでの歴史小説で、松永久秀ほど悪人に描かれた人物はいないでしょう。出自も謎の人物が歴史の舞台に登場し、派手に暴れまわるというイメージですね。 目次 登場人物 あらすじ 感想 目次 第一章 松籟の孤児 第二章 交錯する町 第三章 流浪の聲 第四勝 修羅の城塞 第五章 夢追い人 第六章 血の碑 第七章 人間へ告ぐ 登場人物 織田信長この物語の語り 狩野又九郎信長の小姓 九兵衛(くへえ)主人公で後の松永久秀 甚助九兵衛の弟で後の松永長頼 瓦林総次郎秀重松永家の筆頭家老で剣豪 武野新五郎堺の承認で、茶の湯の創始者…