映画「夜明けのすべて」(2024)は「そして、バトンは渡された」の原作などで知られる瀬尾まいこの小説。瀬尾自身のパニック障害の経験を基に、人には理解されにくい疾患を抱え、生きづらさを感じながら生きる男女の交流を描く。 監督は「ケイコ 目を澄ませて」(2022)の三宅唱で、脚本は「体操しようよ」などの和田清人が三宅唱監督と共同で担当。 出演はパニック障害を患う男性を「ライアー×ライアー」などの松村北斗、PMS(月経前症候群)の影響でイライラしがちな女性を「舞妓はレディ」などの上白石萌音が演じる。 松村と上白石はNHKの連ドラ「カムカムエブリバディ」で夫婦役を演じているが映画での共演は初。共演は、…