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三島村

(地理)
みしまむら

鹿児島県鹿児島郡三島村は、鹿児島県の南西諸島最北部に位置する地方公共団体。
薩南諸島、竹島・硫黄島(鬼界ヶ島)・黒島の有人島と、新硫黄島、デン島の無人島を行政区域とする。
面積は31.36km²、人口は362人*1
村役場は鹿児島市名山町にある。これは、歴史的な理由のみならず、いずれかの島に役場を置くより、県都であり生活圏である鹿児島市に置いていた方が、行政機能の能率を上げやすいという理由による。
竹島と硫黄島及び周辺の岩礁は中新期琉球火山脈に属する大型カルデラで、6,300年前に大噴火した鬼界カルデラの北西縁にあたる陸上部分をなしている。また、黒島は宇治群島や草垣群島などと共に旧期琉球火山岩帯に属している。

沿革

1908年4月1日、島嶼町村制制度施行に伴って以下の島が大島郡十島村(じっとうそん)として発足(口之島・中之島・平島・諏訪之瀬島・悪石島・宝島+小宝島(小宝島は宝島の一部とされた)・臥蛇島の下七島と竹島・硫黄島・黒島の上三島)。この頃は村役場は中之島に置かれていた。
1946年2月2日、太平洋戦争敗戦に伴い、北緯30度以南がアメリカ合衆国の占領下に置かれ、現在の十島村地域と三島村地域は分断された。役場を失った上三島は、仮の十島村役場を鹿児島市に設置した。
1952年2月10日、下七島が日本へ復帰したものの、既に上三島の行政機構は完成されていたことから、上三島は三島村、下七島は十島村(としまむら)として別々に発足。鹿児島市内に設置していた仮の十島村役場を三島村役場とする。
1973年4月1日、大島郡から鹿児島郡に郡変更がなされる。

交通

村営航路として、村営船「みしま」により、鹿児島本港 - 竹島 - 硫黄島 - 黒島(大里) - 黒島(片泊)をほぼ1日おきに運航している。
また、硫黄島に、全国初の村営飛行場「薩摩硫黄島飛行場」を所有し、運営しているが、現在定期便は就航していない。

*1:2012年12月1日現在

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