もうすぐ三月三日、”桃の節句” ですね。 毎年この時期になると、決まって奥さんとの話題に上がるのが。 我が家では、娘もとうに独立し ”雛飾り” でもないのですが、何だかこの時期が近づくと忘れ物を思い出すように心が痛むのです。 「お雛様出して!お雛様飾って!」と、しきりにねだる幼き娘の言葉に、毎年、「明日ね」「来週中にはね」果ては「田舎の雛祭りは4月3日だからね」などと言い訳を並べてはその場を凌ぎ続けたのですが---。 ある年気がついたのです。娘の「お雛様飾って!」の声が聞こえないことに。 あれ⁇ 去年迄は、うるさいくらいまとわりついていたくせに、何故?と。 いざ求められなくなると寂しいもので、…