引用元:shochiku.co.jp 1983年の作品 松本清張による原作は、1959年に書籍化された短編集「黒い画集2」に収録 下田の鍛冶屋に住んでいる16歳の少年(伊藤洋一)は、大好きな母の情事(父とは異なる男との)を目撃してしまい、家を飛び出して兄のいる静岡を目指して歩き始める 天城のトンネルを越え夕方になった頃、目の前に大きな男が歩いて来るのを見て、以前気をつけろと言われていた流れ者だと確信した少年は、家出を諦めて下田に引き返そうとする ちょうどその時、別の方角からひとりの女性(田中裕子)が歩いてくるのが見えた その女性が通り過ぎるのを待ち、その後ろを歩いていると「ちょうどいいから下田…