2014年の作品だが、ずっと懐かしいなあ懐かしいなあと思いながら読んでいた。 実業家のテッドは空港のバーで見知らぬ美女リリーに出会う。彼は酔った勢いで、妻ミランダの浮気を知ったことを話し「妻を殺したい」と言ってしまう。リリーはミランダは殺されて当然だと断言し協力を申し出る。だが殺人計画が具体化され決行日が近づいたとき、予想外の事件が……。男女4人のモノローグで、殺す者と殺される者、追う者と追われる者の攻防を描く傑作ミステリ! 解説=三橋曉http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488173050 前半はテッドとリリーのモノローグが交互に現れる。上のような「交換殺…