小説家。
1976年、東京生まれ。早稲田大学卒業。2000年に書き下ろし長編小説の第一作『格闘するものに○』(草思社)を発表。以降、小説に『まほろ駅前多田便利軒』(第135回直木賞受賞)、『風が強く吹いている』、『舟を編む』(2012年本屋大賞)など、エッセイに『妄想炸裂』、『極め道』などがある。
少女漫画やボーイズラブをこよなく愛する。妄想好き。
格闘する者に○ (新潮文庫)
月魚 (角川文庫)
白いへび眠る島
秘密の花園 (新潮文庫)
ロマンス小説の七日間 (角川文庫)
私が語りはじめた彼は (新潮文庫)
むかしのはなし (幻冬舎文庫)
まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
風が強く吹いている (新潮文庫)
きみはポラリス (新潮文庫)
仏果を得ず (双葉文庫)
光
神去なあなあ日常
星間商事株式会社社史編纂室
天国旅行
木暮荘物語
舟を編む
極め道―爆裂エッセイ (光文社文庫)
妄想炸裂 (ウィングス文庫)
しをんのしおり (新潮文庫)
人生激場 (新潮文庫)
夢のような幸福 (新潮文庫)
乙女なげやり (新潮文庫)
桃色トワイライト (新潮文庫)
([み]1-1)三四郎はそれから門を出た (ポプラ文庫)
シュミじゃないんだ
あやつられ文楽鑑賞 (双葉文庫)
悶絶スパイラル
ビロウな話で恐縮です日記
ふむふむ―おしえて、お仕事!
黄金の丘で君と転げまわりたいのだ
4月10日 2024年本屋大賞が決まりました。 宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』 早速図書館で予約しましたが、所蔵4冊で予約件数が107。 忘れた頃に順番が回ってくるのもうれしいので、ゆっくり待つことに。2024年1月には『成瀬は信じた道をいく』も発売されているようで、 こちらは所蔵4冊で、予約件数46。 順番に読んでいくことにして、こちらは予約しない。 ノミネートされている本をみると、 知らない本が多くて、 最近、本屋さんに行ってないなぁと改めて気づく。 ノミネート本は入口のところに平積みされていることが多くて、手にする機会も多い。 本屋大賞つながりで、 ハマっているテレビドラマの話…
やっと退院できた~。入院中はだるくて一日18時間は寝ているのでまだ頭が回らない・・・ 入院中そこそこの量読んだので、しばらくは脳内整理兼ねて入院中に読んだ本の感想になる予定。 舟を編む (光文社文庫) 作者:三浦 しをん 光文社 Amazon 個人的評価★★★☆☆ これって10年以上前の作品だけど、なんで書店で平積みされてるんだろ?と思ったらドラマが放送されてるのね。懐かしいなあ。どんな内容の本だったっけ?と思って購入した一冊。ガイアの夜明け(テレビ番組)の残滓を感じる・・・ 『辞書は、言葉の海を渡る舟だ。』 『人は、辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かびあがる小さな光を集める。もっともふさわし…
“みてる。ってのは、亡くなるってこと。満てるだった。なんて美しい。あー。びっくりでした。” 先日届いた息子からのラインです。添付されていた新聞の投書は 「伯母が満てた。98歳の天寿を全うした。かわいがってもらった。大好きだった。…」 高知の方言の“満てる”なんと優しい言葉でしょうか。あたたかい言葉でしょうか。 方言は表情豊かでおもしろい。 *** “からかう”は山梨では「手を尽くす。工夫する。修理する。」これはテレビドラマで知った方言です。 わかりきっていると思っても立ち止まって言葉を疑ってみましょう、さあ、辞書を開いて… 「辞書は言葉の海を渡る舟」「多くの人が長く安心して乗れるような舟」「さ…
三浦しをんさんの「舟を編む」を読みました。ちょうど、テレビでもやっていたので思わず、読み返しました。やっぱり、面白いですね。馬締さんは変った方なので、おつきあいしたいとは思わないですが、一生懸命な姿に周りがフォローするんですよね。それにしても、辞書「大渡海」を刊行するのには13年かかったんですね。 少し紹介したいと思います。 ■辞書に載せる言葉とは 既存の辞書に必ず載っている単語を探し、該当する用例採集カード二重線をつける。これらは基本中の言葉だ。小型辞書に載っている単語には、一重丸。中型辞書に載っている単語には、三角。こうしてカードに印を付けておけば、その単語を『大渡海』に採用すべきか否か、…
風が強く吹いている(新潮文庫) 作者:三浦しをん 新潮社 Amazon 「風が強く吹いている」 三浦しをん(著) 新潮社 あらすじ 襷を繋ぎみんなで走る感動! まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 昨日の地震、皆さん大丈夫でしたか? 昨日は震源地とは遠く離れた関東で仕事の挨拶回りを一日中回っており、遅くに帰宅になったので、正直なところまだ地震の被害の全貌が掴みきれてないまま、またこのまま仕事に向かう感じです… 最大震度7だったり、北海道から本州端っこまでの日本海側で広く津波被害、5メートルの高さの津波の地域もあったという情報があり、心配です… 以下の記事は昨年中に事前に書いて…
木暮荘物語 (祥伝社文庫) 作者:三浦しをん 祥伝社 Amazon 「木暮荘物語」 三浦しをん(著) 祥伝社 あらすじ 人と人との繋がりを感じさせる物語 まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 今年の漢字は「税」だそうですね! 仕事柄あまり世間の動きに左右されないし、残念な事に悲しいニュースも毎日の様に流れてて、それを朝一番からチェックしてしまうとそれこそ一日の気分を左右されて仕事に影響が出ちゃうので^^; なるべく世間の動きは気にせずに面白そうな作品を探しがてらスマニューを軽く流し見するくらいなものですが、 それでも増税や減税、大学無償化(良い制度な様な気がするんだけど、これ…
11月はたくさん読めたので2つに記事を分けました その後編です 今年も残すところあと1ヶ月 はやいですねぇ 今年のベストも決めねば 上旬はこちら hiroku-asaku.hatenablog.com 転職の魔王様2.0 額賀澪 後宮の烏3 白川紺子 3分で読める! ティータイムに読むおやつの物語 神去なあなあ日常 三浦しをん 神去なあなあ夜話 三浦しをん 転職の魔王様2.0 額賀澪 ドラマ化以前に読んでて続編とのことで読みました キャリアアドバイザーCAとして2年目となった千晴。 求職者に寄り添いまるで天使のようなCA天間や転職歴8回目の転職王子などなど 短編集。 今回も面白く読ませてもらっ…
好きになってしまいました。 作者:三浦しをん 大和書房 Amazon 三浦しをんは面白いよなぁ〜とぼーっとしながら読む 好きなことに一生懸命なんだよな 面白おかしく書いてるけど ちょっと自虐が過ぎるところもあるけれどそれもまた愛嬌 BUCK-TICKのライブには高校生の頃から行っていたと そこ読んだときはまたシュンとしてしまった DIYは難しい 和室の襖があまりに汚いので張り替えようと思い立つ YouTubeを色々探すとみんな割と簡単そうにやっている ホームセンターに行って襖紙をチェック 色々あるけど再湿タイプが良さそう 切手みたいに水で濡らすとのりになって張り付くんだとか で やってみる………
久しぶりの三浦しをんをAudibleで。最後まで楽しく読めました。 「墨のゆらめき」 三浦しをん 著 Amazon. co.jp 都内の老舗「三日月ホテル」に勤務する続力(つづき・ちから)は、実直そのものでよく人から声を掛けられたり頼み事をされてしまう程人の良さが風貌に現れているホテルマン。ホテルで開催するパーティーの招待状の宛名書きを依頼する為、書家である遠田薫を訪ねた力は遠田が手紙の代筆を副業にしている事を知るが、遠田の無茶振りで手紙の文面を考える役割を与えられる事に。代筆業を手伝ううちに、力は遠田の書の素晴らしさとその人となりに惹かれていく。 本書は新潮社とAmazonの共同企画で、全編…
しをんさん最新作。出る情報を知らなかった為、図書館入荷してから予約したので、 かなり待たされました。 今回のテーマは書道ですね。最近、書道を取り上げた作品って多い気がするなぁ。 この間テレビでやってた『ばらかもん』でしたっけ?あのドラマも書道家が 主役でしたよね(一度も観たことはなかったのですが・・・^^;)。書道 パフォーマンスなんかもテレビで取り上げられることが多いですよね。他にも 何かあった気がするんだけど(ど忘れ^^;)。書道家で有名なひとも結構 テレビで観る機会が多い気がする。流行りなのかな? 書道家っていうと、イメージ的には気難しくてきっちりしている人って感じがある んだけど、本書…
15日(月) 朝、苗代に水を入れて、大麦の畦畔の草刈りに出る。 長男はあぜ塗り。 午後は例のチッパー作業。ところがどうもチッパーの調子が悪い。あ、チッパーというのは伐採した枝をチップ化する機械です。どうもベルトの劣化でスリップしている模様。あんまり能率が上がらないので、業者さんに来てもらって、ベルトのテンションを上げてもらう、まあ、応急処置だがなんとか作業できるようになって、なんとか作業終了。18時過ぎまでかかってしまう。五時間ほどかかってしまったが、機械の調子が良ければ2時間で終わったはず・・・。いやはや。でもなんとか終えられて良かった。16日(火) 朝、5時頃少し雨。苗代に水を入れて、浸種…
大学の同級生が作家デビューしていて、めっちゃ話題沸騰になっているそうです。 成瀬は天下を取りにいく 「成瀬」シリーズ 作者:宮島未奈 新潮社 Amazon タイトル見覚えがありました。 今さら知ったけど、遅まきですが、これは買って読むしかないです。 成瀬は信じた道をいく 「成瀬」シリーズ 作者:宮島未奈 新潮社 Amazon 同級生が夢を叶えていた。 びっくりするくらいの人気になっていた。 なにそれ、最高やんと思えた自分に気づいてハッとしました。 人気作家、なんて私が一番欲しい称号です。朧げに妄想して何十年になるか。 しゃらっと叶えてしまっているのが知っている人だなんて、妬んでもおかしくないの…
今更ながら、昨年読んだ本をまとめました よろしければ 漫画 『靴の向くまま(1)-(2)』 みやびあきの 講談社 『税金で買った本(1)』 原作 ずいの 漫画 系山冏 講談社 『月刊少女野崎くん(15)特装版』 椿いづみ スクエア・エニックス 『ばらかもん(1)-(3)』 ヨシノサツキ スクエア・エニックス 『ハクメイとミコチ(8)』 樫木祐人 KADOKAWA 『メンタル強め美女白川さん(1)』 獅子 KADOKAWA 『気になっている人が男じゃなかった(1)』 新井すみこ KADOKAWA 『きょうの猫村さん(1)-(3)』 ほしよりこ マガジンハウス 『喰う寝るふたり 住むふたり 続(4…
図書館で見かけて、今更ながら数年前話題になった小説「火花」を読みました。 ページ数は184ページで、ハードカバーの小説の中では短めなので、比較的短時間で読めました。 ざっくり言うとお笑い芸人の話です。 セリフが関西弁で、慣れていないのでたまに文節を区切り間違えて読むのに苦労しました。 たとえば 「借金でかなっとんねん。」 を 「借金で、かなっとんねん。」 と区切って「??」となったり。 読んでみて 主人公が弟子入りする変人(に見える人)神谷さんのセリフが、なんだか心に刺さるようで刺さらないような。 主人公とその周囲の出来事がリアル感ありまくりで、又吉さんの本当の苗字はじつは徳永で、この話は本当…
大ぶりのキウイを久しぶりに食べた。NHKの連続ドラマ「舟を編む」毎回楽しみにみている。原作は、三浦しおんの小説で、10年程前に読んで記憶にあった。辞書の完成に向けて、編集部の人たちが言葉の海を舟で漕ぎ出すという話。家のある辞書を調べてみたら、ほとんどが辞典であった。 広辞苑、日本語大辞典、類語大辞典、実用大辞典、国史大事典、漢和大辞典、ほかにも英和大辞典などたくさんある。 キウイ
「辞書は、言葉の海を渡る舟」。三浦しをんさんの人気小説「舟を編む」の一節だ。多くの人が長く安心して乗れるような、寂しさに打ちひしがれそうな旅の日々にも心強い相棒になるような舟を―。出版社の人々が新しい辞書「大渡海」の編集に情熱を注ぐ ▼ドラマ版では「セレンディピティ」という言葉がよく登場した。思わぬことから幸運を引き寄せる力などの意味がある。紙の辞書で目的の言葉を引いたとき、自然とその他多くの言葉に出合い、世界が広がるのもその一つ ▼劇中、大渡海の監修を担う老学者と出会った少年が、ある言葉の本当の意味に気付き、辞書編集の世界へと進む。人や言葉との巡り合わせが、思わぬ未来につながっていくエピソー…
3月の読書メーター 久しぶりにブログを書く。昨年の11月以来のようだ。この間決して本を読んでいなかった訳では無いが、ペースが落ちていた。動画を見る時間のほうが長くなったからか。 現在も複数の本を並行して読んでいるため、完了するのに日数がかかるかもしれない。これまで通りに地道に続けていく。 読んだ本の数:2読んだページ数:651ナイス数:48舟を編む (光文社文庫 み 24-2)の感想面白かった。どんどん読み進められた。松本先生の死去に大渡海が間に合わなかったことをまじめが苦悩するが、松本先生の「まじめさんのおかげで、わたしは再び、辞書の道に邁進することができた」とのメッセージで号泣。人とのつな…
おすすめの小説、死ぬまでに読むべき小説、過去最高の小説…などなど。 限られた時間の中で、いい小説と出会いたいけれど、どんな作品が「いい小説」なのかわからないという方は、まずは本記事を読んでみてください。 日本で最も有名な賞のひとつ、「直木賞」を受賞したおすすめ小説を11冊紹介します。 ゴリ部長文学界で有名な作家によって選考される、素晴らしい小説ばかりだよ。 なお、紹介する小説はAmazonのオーディオブック「Audible]」で聴けます。というより、おすすめします。 Audible無料体験で直木賞作品を聴く 気に入ったら、書店で紙の本で買う これで効率よくいい本に出会えます。 さぁ、はじめよう…
図書館で背表紙が気になったり、kindleでふと試し読みをしてみたりと、本との出会いは偶然です。たくさんある本のなかからその本を読むか読まないかは「縁」だし、素晴らしい物語や言葉に触れるたび、本との出会いに胸がいっぱいになります。 2023年は、一度読んだ本ともう一度出会う再読を中心に、あわせて50冊の本を読みました。今日はそのなかから、出会えてよかった!と思う本を5冊ご紹介します。 上橋菜穂子 「精霊の守り人」 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.current…
おもしろい小説を読みたい! というわけで、歴代の「本屋大賞」受賞作品とランキング作品をすべてまとめた。表紙画像クリックでAmazonへ、あらすじやレビューも確認できるのでご参考まで。 それではいってみよう! 2024年 本屋大賞『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈 「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。 成瀬は天下を取りにいく 「成瀬」シリーズ作者:宮島未奈新潮社Amazon 2024年 ノミネート作品(2…
ジルケツ うなじのクレア けつのジル レオンは…広背筋? とりあえずバイオ2の裏をやってないのでやるけどもRE5って出ないのかい。 エッセイが好きだ。 本を読む習慣はまったくなかったがエッセイや人のブログを見るのは好きでさくらももこのももかんや東海林さだおの丸かじりシリーズを愛読していた。ブログだと眞鍋かをりがブログ女王なんて当時は言われていて夢中で読んでいた。そしてとくに面白おかしくよんでいたのが三浦しをんのエッセイだった。 彼女はバッキバキのオタクで腐女子で二次元三次元問わずキャラ萌え妄想を垂れ流し、すさんだ生活をすべてあけっぴろげにするすさまじいエッセイだった。 長らくエッセイから離れて…
只今16時20分。頭をそろそろ回転させなければいけない時刻だ。ようし、頑張るぞ。思いつくことから書いちゃおう。 昨日はギター教室の日だった。練習するのはデヴィッド・ボウイの「スターマン」だ。僕としては結構予習した。それというのもレッスン時間を間違えていたからだ。服を着替えてアコギを綺麗に拭いてさあ行くぞ、と思いレッスンカードを見たら12時半~と書いてあった。僕はてっきりいつものように11時からだと思い込んでいたから、「あちゃー」と思い、がっくりしてしまった。 それでも「いやいや、行くまでにもっと練習できるじゃないか」と気を取り直し、いつもより練習できたというわけだ。勿論曲の構成は分かっているの…
NHKドラマ「舟を編む」にサプライズ出演した松田龍平(右)。野田洋次郎(中央)、向井理と辞書について語り合う 【写真】エライザの“平成ギャル”姿が激カワ! 三浦しをんさんの同名小説が原作の「舟を編む」は、辞書「大渡海」作りに情熱を傾ける編集部の奮闘を描くストーリー。小説と映画版ではきまじめな編集者・馬締が主人公だが、ドラマ版では新米編集者の岸辺みどり(池田)を主人公にした物語が展開されている。 サプライズ登場した松田は辞書「大渡海」のデジタル版の開発者の役で登場。ドラマ版で馬締を演じている「RADWIMPS」の野田洋次郎とはプライベートでも親友と公言しているが、 撮影現場では、野田が「(松田が…
毎週日曜日は、この一週間(4/1~4/7)に週刊誌や新聞などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPなどをご覧ください。 今週の書評本 *表示凡例◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(②回以上を表示) ◆サンデー毎日「遠回りの読書」: 4/14 号 2 冊父の革命日誌 チョン・ジア 河出書房新社 2,310キャラメル工場から 佐多稲子傑作短篇集 佐久間文子 ちくま文庫 968 ◆女性自身「今週の本」: 4/16 号 4 冊鼓動 葉真中顕 光文社 1,870ひつじが丘 三浦綾子 講談社文庫 770方舟を燃…