三浦和良さん。「様々な人が頑張っている。『ちゃんとやってる?』と聞けば『やってます』と返事がくるほどに。でも、本当に『ちゃんと』やれているのかな? 鈴鹿では以前、遠征時の移動着がバラバラだった。はたからはチームっぽくみえないし、どうも同好会じみてしまう。進言して両方とも統一してもらった。さまつなことじゃん、と思われるかもしれない。でも、仕事や人生においてはディテールにこそ色々なものが宿る。そして『ちゃんと』の細部とレベルは人によって様々。小さな『ちゃんと』をコツコツと、どんなことがあってもやる。それが感情のブレを手なづける訓練にもなる。習慣とはそういうことで、だから習慣を固められている人は強い…