「三焦」とは六府の1つ(西洋医学では存在しません)であり、上焦、中焦、下焦の総称です。 「上焦」は、横隔膜より上で肺、心臓があります。 「中焦」は、横隔膜より下、おへそより上で 胃、脾臓、肝臓、胆のうがあります。 「下焦」は、おへそより下、骨盤の中で、腎臓、大腸、小腸、膀胱があります。 「上焦」の肺に熱がたまると水をいくら飲んでもが喉が渇き、多飲になります。 「中焦」の胃に熱がたまると多食になります。 「下焦」の腎臓に熱がたまると多尿になります。 「三焦」の中に私たちの重要器官がしまってあります。 導引養生功には「三焦九治功」という功法があります。三焦を9つの動作で調整します。 その中の動作を…