改訂完全版 斜め屋敷の犯罪【電子書籍】[ 島田荘司 ]価格: 880 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 宗谷岬のはずれのオホーツク海を見下ろす高台に建てられた「流氷館」は、ハマー・ディーゼル会長の浜本幸三郎がオーナーで、3階建ての西洋館と円筒形の塔がわざと傾けられており、それゆえ土地の人からは「斜め屋敷」と呼ばれていた。 この館で開かれたクリスマス・パーティーの翌朝、運転手の上田が鍵のかけられた部屋の中で、心臓の上から登山ナイフを深々と突き立てられて殺されていた。 さらに刑事たちが館に泊まり込んだその翌朝、別の招待客が3つの鍵がかけられた部屋の中で殺害されていた。この「不可能犯罪」を解決すべく…