三鷹市美術ギャラリー

ようやく採点地獄が終わり、ヘトヘトになってあとは来季の準備とそれから休みの間中に原稿を書かなければならないという流れ。古書展は、最近はこれというものもなく。閉場1時間前くらいに会場到着してざっと回る。 佐藤佐太郎「海雲」（短歌新聞社）昭和46年4月10日250円 鷲田清一編「大正＝歴史の踊り場とは何か」（講談社選書メチエ）カバ帯700円 「ベンヤミン メディア・芸術論集」（河出文庫）カバ帯900円 他に新刊書などで買わなければならない本やらネット注文してしまったものもあり、これだけ。佐藤佐太郎は実は読んだことがなかったので。 大島逸平「古本売買の実際知識」（古典社）昭和6年7月20日4版函欠4…

●昭和から平成にかけて活躍した美人芸術家・合田佐和子（ごうださわこ）の回顧展にいってきました。訪れたのは、三鷹駅前にある「三鷹市美術ギャラリー」。 ●合田作品には「ミステリアスな油絵」とのイメージを抱いていたのですが……彼女は当初、ガラス瓶や銅線などを用いたオブジェを作っていたらしい。それゆえ、いわゆる「キモカワイイ」系の人形が、まずズラリと展示されていました。 ●合田佐和子は、寺山修司（てらやましゅうじ）や唐十郎（からじゅうろう）のアングラ演劇にも関わっていたそうです。劇団ポスターや舞台美術原画なども、多数ディスプレーしてありました。 ●エログロな作風が目立ったものの、総じて冷淡な雰囲気。そ…

2.20月 7時に起きて、シャワー浴びてコーヒー飲んで日記を更新。支度して電車に乗って丸の内線で本郷3丁目、行きつけの名曲珈琲麦へ。でも今日はひとりではなく、T出版のOさんとランチ。Oさんは特選小説でコラムを連載していたときの担当編集さんで、わたしの最近の動向に心配して連絡くださり、ちょうどT出版のオフィスが後楽園に引越したらしく、昼休みに麦で会うことに。Oさんが麦にいるのがもう、なんかおもしろい。 わたしはピザトースト小、Oさんは照り焼きサンド。ランチしながら、近況報告。編集者不審に陥っている最近だけど、Oさんははじめてわたしに連載をくださって、わたしなんかにもずっと丁寧に仕事してくれて、綾…

2023年2月16日（木） 出勤日。晴れ。 6時半にアパートを出て、20時40分に帰宅。 行きの通勤電車内でPaul Austerの”Sunset Park"を、帰りの電車内で、田中小実昌『ひるは映画館、よるは酒』を読む。 昔の職場の同僚からLINE。相談事。高校の時の先輩からもLINEあり。 2023年2月17日（金） 出勤日。晴れ。 6時半にアパートを出て、21時半過ぎに帰宅。 行きの通勤電車内でPaul Austerの"Sunset Park”を読む。帰りの電車は混雑していて読めず。 帰宅後、職場の上司からLINE。 人間関係が仕事ばかりだなあ最近、と思い、バンド仲間に久しぶりに連絡を入…

展覧会『合田佐和子展 帰る途もつもりもない』を鑑賞しての備忘録三鷹市美術ギャラリーにて、2023年1月28日～3月26日。 合田佐和子(1940～2016)の回顧展。合田佐和子は、廃品などを組み合わせたオブジェが瀧口修造に評価され、1965年頃から個展で精力的にオブジェを発表。晩年までオブジェの制作が続けられた。1969年以降は唐十郎や寺山修司らのアングラ演劇の舞台美術やポスター原画を手懸ける。1971年に再婚した三木富雄とともにニューヨークに渡り、現地で拾った銀板写真のイメージを絵画に写したことをきっかけに独学で絵画を制作するようになる。モノクロームに近い配色や、色数が増えても暗い画面に俳優…

2022年は美術館・博物館・ギャラリーその他で180くらいの展示を見ました。いや、多いですね。それは記事末でコメントするとして、ひとまず一覧にしたかったのです。写真も少しあります。 読者が選ぶ2022年のベスト展覧会。トップはゲルハルト・リヒター展 - 美術手帖 メトロポリタン美術館展から国宝展まで。2022年大型展覧会の入場者数を振り返る - 美術手帖 とりあえずここに載ってるブロックバスターっぽいやつはぜんぶ見てるはず。 【速報】みんなで選んだ2022年のイチオシ美術展・展覧会トップ20 – 美術展ナビ こっちだと半分くらい。というか羽生結弦が国宝を押さえるランキングってすごいな。 1月 …

米谷清和 渋谷、新宿、三鷹 / 展覧会図録 / 三鷹市美術ギャラリー / 185x260mm / 72ページ / 図版47点 / ソフトカバー / 1,800円+180円＝1,980円 は「本まるさんかくしかく」 で販売中です。 三鷹は、短いですが住んでいたところ。 渋谷は、職場があって、通っていていたところ。 新宿は、何かと取引先の多かったところ。 ということで 見たわけです。 日本画の方なんですよね。 最初から最後まで 気づきませんでしたけど。 自分好み視点、と 人間同士の当然な間隔、と 見慣れた駅風景、 などがジンワリ、 良いのです。 そう、 良いのです。 www.hon034.com

五時四十分起床。朝イチで歯肉炎をかばいつつ軽く走ろうかという気になっていたが雨が降り出したので思いとどまった。堪えられないほどの痛みはないものの、腫れによる歯の浮いた感覚はあり、モノを食べると軽く痛む。ほったらかしておけばひどくなるのは目に見えているので、歯科医の予約が取れた26日まではなんとか今の状態を維持せねば。ま、ひどくなったら急患扱いで駆け込むつもりではあるが。 午前中は仕事関連の読書と掃除。午後、妻は企画展の会場「錆猫ギャラリー」へ。ぼくは一人、品川へ。なぜか占い師だとかヒーラーだとか霊媒だとか、スピリチュアル系の知人友人が多いのだが、ぜひ行ってみてほしいと勧められた品川神社を参拝し…

今年も桜桃忌の季節を迎えました。 最近は梅雨寒で気温も下がり、ぐずついた天気が多かったと思います。しかし今年の桜桃忌は日曜日に当たり、快晴でした。太宰治と、生家津島家の墓がある禅林寺には大勢の参拝者が訪れておりました。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ こんにちは、中嶋でございます。 本日は6月19日。太宰治の誕生日にして、山崎富江と入水自殺した玉川上水から太宰・山崎両名の遺体が上がった日です。 芥川龍之介の命日は河童忌、森鴎外の命日は鴎外忌と呼ばれていますが、太宰治の場合は誕生日でありながら遺体発見日でもあった事から、敢えてこの日を太宰の法要日にしています。 「桜桃忌」の由来は晩年…

6月19日(日)は桜桃忌。 今年は日曜日に重なるため、土日はかなり混むだろうなぁと思い、本日お墓参りに行って来ました。 三鷹に行くのは二年ぶりです。 ■禅林寺

お出かけ。今回は三鷹駅から移動。折角だから三鷹市美術ギャラリーに。企画展はやっておらず所蔵作品展。そのおかげか無料だった。広くは無いのだが、とはいえ200展近い作品が展示されていて良かった。作品リストに作者の詳細書いてあるのも良かった。こういうのが近くにあると良いなあ。三鷹市美術ギャラリーがあるビル、いい本屋もあっていいビルだ。駅を抜けて北へ。図書館や文化会館、体育館などを抜けて移動。文化施設は北側に固まっているんだなあ。歩いて45分程度で武蔵関に到着。途中スーパーとかもあって、この辺りも住みやすそうだなあ、という印象。吉祥寺や三鷹にもアクセス近いしいいねえ。