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上こそ、この寺にありし源氏の君こそおはしたなれ。

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【源氏物語71 第五帖 若紫14】都に戻った尼君のお見舞いに行く。源氏のところに女王が姿を現す。子どもらしく愛らしい。藤壺への恋心がつのり 縁故である上を引き取りたいという望みが膨らんでいく。

【🪷古文】 「乱り心地は、いつともなくのみはべるが、 限りのさまになりはべりて、いとかたじけなく、 立ち寄らせたまへるに、みづから聞こえさせぬこと。 のたまはすることの筋、 たまさかにも思し召し変はらぬやうはべらば、 かくわりなき齢過ぎはべりて、 かならず数まへさせたまへ。 いみじう心細げに見たまへ置くなむ、 願ひはべる道のほだしに思ひたまへられぬべき」 など聞こえたまへり。 いと近ければ、心細げなる御声絶え絶え聞こえて、 「いと、かたじけなきわざにもはべるかな。 この君だに、 かしこまりも聞こえたまつべきほどならましかば」 とのたまふ。 あはれに聞きたまひて、 「何か、浅う思ひたまへむことゆ…

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