上井覚兼(うわいかくけん)は、島津義久(しまづよしひさ)の老中を務めた。この人物の日記が残っている。『上井覚兼日記』という。 『上井覚兼日帳』『上井伊勢守日帳』『伊勢守日記』とも呼ばれる。 自筆本と思われるものが現存していて、東京大学史料編纂所が所蔵。もともとは島津家が持ってのもので、こちらに移されている。国の重要文化財にも指定。日記は天正2年(1574年)8月~天正3年(1575年)4月、天正3年11月~天正4年(1576年)1月、天正4年8月~9月、天正10年(1582年)11月~天正14年(1586年)10月と断片的に残っている。 天正10年11月以降の日記の現代語訳を新名一仁(にいなか…