先日にSOX法について記しましたが、今回は付随する内容として標題の「コーポレートガバナンス」についてです。 コーポレートガバナンス(Corporate Governance)とは直訳すると企業統治となります。「会社は経営者のものではなく、資本を投下している株主のもの」という考え方のもと、企業経営を監視する仕組みのことです。会社側は企業価値の向上に努め、株主に対して最大限の利益の還元を目的とすべきという考え方が根本にあります。具体的な取り組みとしては、取締役と執行役の分離、社外取締役の設置などが挙げられます。 ちなみによくコーポレートガバナンスと内部統制を同義で捉える方が多いですが、微妙に意義が…