今回は、仙腸関節障害について書きたいと思います。 症状としましては、 ・仙腸関節の局所痛 ・下肢痛(関連痛) などがあります。 原因としましては、 ・傷害:日常生活におけるマイクロトラウマ(微細な外傷)の蓄積 検査としましては、 ・仙腸関節の可動域検査 ・触診(圧痛を調べる) などがあります。 ⁂触診をする部位 ・上後腸骨棘(PSIS):上後腸骨棘(PSIS)の痛みに対しては、仙腸関節の他に大殿筋、上殿皮神経の問題も考慮に入れておく ・仙腸関節(後仙腸靭帯) ・脊柱起立筋、腰方形筋、殿筋、梨状筋 ⁂坐骨神経痛との鑑別 ・膝下まで関連痛がある場合は坐骨神経痛の可能性がある ・痛みに伴い、感覚麻痺…