大阪や京都を中心に発展してきた落語のこと。
岸和田健老大学公開専門講座～2025.11.12 今日は食に関するお話。 「饂飩」と「お蕎麦」。関西と東京の名前の違い「きつね」と「たぬき」。「ハイカラ」と「たぬき」。「しっぽく」と「おかめ」。 落語に出てくる食べ物、「うどん」（時うどん、風邪うどん）、鰻（うなぎ屋、殺生鰻、遊山船）、みかん（みかん屋、千両みかん）、饅頭（饅頭こわい）、ふぐ（ふぐ鍋）、蛸（蛸芝居）、茶漬け（京の茶漬）、餅（尻餅）、鯛の浜焼き（鴻池の犬）、人参、棒鱈、高野豆腐（煮売り屋）、田楽（田楽喰い）、柳影、青菜（青菜）。 最後に、「ふぐ鍋」の一席。 岸和田健老大学公開専門講座「落語に学ぶ５つのヒント」 ～落語と食文化を考察…
今年は年始から映画をよく見ました。 元々、淀長、水野晴郎の時代から洋画ファンだけど 6月に日本映画「国宝」を見て、 改めて日本の伝統芸能にフォーカスしたくなりました。 吉沢亮くん推しで見たんやけど、 最初の掴みは 永瀬正敏さんでしょうね。 惚れるなー。宮澤エマちゃんもいい！ 雪の中の永瀬さん演じるお父ちゃんの姿〜 あそこが主人公（吉沢）が 芸の中で求めるものの原点だった気がしますね。 そして、それは日本の四季があってこその 日本人の情緒、物語やなと思います。 まあ、当然の成り行きで、歌舞伎も見たいとなる。 敷居が高いと思っていたのに、 舞台のセリフも 聞き取れるし 普通の日本語じゃないですか。…
昨年、一之助師匠の全国ツアーを拝見して早一年。 15年前には文枝、昇太、仁鶴・・（敬称略）などなど、今思うと貴重な機会があったなぁ。今でも時々テレビでいろんな方の落語を拝見するのですが、やはり生っていいですねぇ。 今年は、米朝師匠生誕100年を記念しての落語会を楽しんできました。この落語会開催のお知らせを見た直後、昔のテレビドラマを見ていたら、米朝師匠が出演されてて「これは運命か？」と勝手に思い、チケットをポチっとしたという(笑) まず始め、映像で見る生前の米朝師匠の「つる」。なんか古さを感じず、どこか品があって、今見ても面白い。まさに、この満面の笑顔。 その後、ご子息米團治さんを筆頭に、直弟…
第七回北野田エンタメフェスティバル・落語会～2025.10.11 １２時から１７時過ぎまでの長時間落語会。次々楽しい落語のオンパレード。 ほんま落語家の方々の個性が際立って楽しおましたな。 一、桂おとめ・・・・・「京阪神日常事変」桂あやめ・作 京阪神の女子が居酒屋で織りなす、大阪人と京都人と神戸人の違いは？ 二、林家愛染・・・・・「狸の鯉」 狸の落語でも珍しい「狸の鯉」。「狸賽」と「まめだ」なんぞは良く出会うので、あとは「狸の札」を聞いてみたいですな。 三、桂枝女太・・・・・「悋気の独楽」 やはり文枝一門の十八番。よろしいな枝女太さんの「悋気の独楽」。女将さんの上品な嫉妬・・・よろしおます。 …
岸和田健老大学公開専門講座～2025.10.08 講座あが１時間、落語が３０分と思いきや、１時間半丸々講座。本日は上方落語に出てくる場所を落語とともに紹介。 【東横堀】商売根問い、帯久【新町】立ちきり【北新地】莨の火【中の島】胴切り、次の御用日【淀屋橋】木津の勘助【船場】子猫【今橋】鴻池の犬【安堂寺橋】【農人橋】饅頭こわい【住友の浜】次の御用日、佐々木裁き【住吉】住吉駕籠【生玉】【三津寺】まめだ【堂島】米揚げ笊、住吉駕籠【高津】高津の富、崇徳院、延陽伯【玉造】東の旅【下寺町】八五郎坊主【天王寺】天王寺詣り、鷺とり【堺】堺飛脚、堺の夢【泉佐野】莨の火 船場を中心に駆け巡りましたで・・・・。 岸和…
第六回・大阪落語まつり・大千穐楽公演～2025.08.31 一、桂福留・・・・「犬の目」 二、桂米之助・・・「虫売り」 三、桂文三・・・・「堪忍袋」 一、桂小鯛・・・・「やかん」 二、桂吉坊・・・・「足上がり」 三、笑福亭松喬・・「月に群雲」 第六回・大阪落語まつり・大千穐楽公演 2025年8月31日（日）午後3：00開演 国立文楽劇場 桂米團治・近藤夏子 お二人の司会による進行。近藤夏子さんは、シングソングライターｎで、ラジオは南天さんのパートナーを永年されているのか・・・。でも、落語には普段はそんなに関りはなく、いたって新鮮に司会をされているようでした。 一、桂福留・・・・「犬の目」 福留…
芸歴三十周年を記念して、桂よね吉さんの東京落語会が深川江戸資料館にて開催されました。 チケット完売で、補助席まで設置されるほど盛況だったようです。 ５月にも兜座で落語会が開かれ、「ふぐ鍋」が演じられましたが、今回は、「中村仲蔵」という、実在した歌舞伎役者を題材にした落語が披露されました。 「中村仲蔵」とは、実力より血筋が重要視される歌舞伎の世界で、最下級の「稲荷町（いなりまち）」から最上級の「名題（なだい）」にまで出世した初代中村仲蔵を題材とした古典落語の演目です。 この演目では、仲蔵が忠臣蔵を題材にした「仮名手本忠臣蔵」の五段目を演じるにあたり、同僚たちの嫉妬から、「斧定九郎」（山賊になり下…
天満天神繁昌亭・昼席～2025.05.22 今日は、繁昌亭大賞新人賞受賞記念の笑福亭智丸さんの日。智丸さんはもちろん、新治さんに二葉さん、そして米団治さんとお楽しみの演者さんが続きます。 一、桂雪鹿・・・・「平林」 お得意の携帯のバイヴの音から始まり、あっさりとそつなく「平林」を。 二、笑福亭大智・・「看板の一」 兄弟子智丸さんのイジリから、「看板の一」。大雑把な落語ですが、それが何とも言えない味に・・落語って不思議です。 三、桂米団治・・・「七段目」 米団治さんが三番目の出番に。「七段目」さすがに時間足らずで途中で終わるが、東京の寄席に行くとよくある事。こういうベテランさんの早めの出番も楽し…
次回の谷町らくごは4月17日（木）19:00開演 です♪ 出演は笑福亭笑助さんと笑福亭呂竹さんのお二人。 演目は笑助さんが師匠笑瓶さんの身に起きた出来事を落語化した「横山大観」のネタ下ろしです。 呂竹さんは「書割盗人」と、それぞれもう一席ずつの計四席。今回から新たに導入したダンボール製の高座を使っていただきます。 このダンボール高座は林家染二師匠が京阪紙工さんと試行錯誤の上、考案された力作です。 染二さんのご紹介を受け、購入させていただきました。 とはいえ、実際に使ったことがないので大人が乗って落語をしても崩れないか心配です💦 笑助さんの「横山大観」で試してみましょう（笑） いえいえ、きっと大…
幼少から、内気でコミュニケーションをどうとっていいのかわからず、面白い話とかすることが苦手でした。中学生になると『エンタの神様』などのネタ番組が流行ったので面白い人が学校で市民権を得られる時代だったのだと思います。私は、小学生のころからラジオを聴くのを趣味に持つサブカル好きのませた人間だったので、そういう所から面白い話を聞きちょっとしたことで引用してみて同級生に受け入れてもらおうとしていたことを記憶しています。お笑いブームということで落語も聞いていました。相当なおませさんですね。 後年になって、そのような耳を駆使するメディアはコミュニケーション能力において、そのような話を組み立てる能力よりも、…
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