「昭和の絵師」と呼ばれたマンガ家。1940年3月7日横須賀市生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒。
大学卒業後、広告代理店の宣光社に就職、イラストレーターの道を歩む。当時の同僚にのちに放送作家・作詞家となる阿久悠がおり、以来、阿久原作・上村作画で作品を発表するなど親交が続く。
1967年、『月刊タウン』に掲載された「カワイコ小百合ちゃんの堕落」でマンガ家デビュー。1972年より『週刊漫画アクション』で連載された「同棲時代」は当時の若者たちの共感を集め、由美かおる主演で映画化もされた。代表作としてはほかに、下のリストの作品があげられる。このうち『関東平野』は上村の自伝的作品である。
1986年1月11日死去。享年45という若さであった。
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自分が魚座だったため、アシスタントもすべて魚座で固めていたという。