京都府宇治市にある京阪宇治駅に来ました。 駅構内は、たくさんの円形が重なり合う楽しいデザイン。 南海特急「ラピート」をデザインした若林広幸による設計で、1996年に竣工しています。 外観にも、5つの切妻屋根の下に、連続するサークル。 駅横にも茶畑が広がる風景が、お茶の街宇治らしい。 駅の北側には、豊臣秀吉が宇治川で行った大土木工事の跡である「太閤堤」。 立ち並ぶ木の杭と石積みは復元されたものですが、実際の護岸もこの2m下に保存されています。 後ろの杜は、応神天皇の皇子であったとされる菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)の宇治墓とのこと。 その脇の陪塚には、「浮舟宮跡」の石碑。 浮舟は、源氏物語の宇…