新潟県上越地方の蔵人さんから教わった「鱈の粕汁」 新潟県上越地方の冬のお魚といえばやっぱり鱈。 定番料理である「鱈の粕汁」は、助宗鱈(スケソウダラ)を使うのが特徴です。 新潟県上越地方の郷土料理、鱈を使った「鱈の粕汁」をご紹介します。 ■助宗鱈の旬 スケソウダラ(スケトウダラとも呼ばれる)秋から春にかけて漁れますが、旬は子持ちとなる12~2月です。 スケソウダラはタラ科の魚で、北海道から三陸沖の太平洋側や秋田・新潟沖など日本海側まで広く分布しています。鮮度が落ちやすい魚のため、多くはかまぼこやちくわなど、魚肉練り製品の原料として使われたり、魚粉に加工されることが多いです。 ■鱈の選び方 助宗鱈…