栃木県那須の山林で上野の飲食店経営者夫妻が焼き殺された事件は、久しぶりにショッキングな印象を受けました。なぜなら、この経営者殺しを依頼した張本人は経営者の娘婿であったこと、さらに、この娘婿が大金を用意して殺人を知り合いAに依頼し、そのAが友人の男Bに殺人の実行を指示。Bは具体的な計画を立て、その他2人の若者とともに殺人を実行したこと。つまり、この殺人事件は被害者に対する恨みを持つ者、殺しの計画を立てる者、さらに殺しの実行者と完全と”分業化”されており、推理小説にも出てきそうにない構図であることに驚いてしまいました。 まずこの事件で「へー」と思ったのは、内容そのものより、被害者の姓です。宝島さん…