宇宙人と称されるものをXと名付け警戒する日本。既にアメリカではコロナ禍であったような対応をとっていた。日本でもXが身近に潜伏しているという話が現実のものとなった。メディアはXの存在を明らかにする為にやっきになる。主人公は雑誌記者であり契約社員、自分の書いた記事が新聞に掲載されることを夢見ている。だが現実は契約打ち切り寸前。X報道担当チームにくらいつきXのネタ探しに奮闘し自分自身が見えなくなっていく。 映画「隣人X -疑惑の彼女-」の原作は、パリュスあや子の小説「隣人X」です。パリュスあや子はフランス在住の作家で、この小説で第14回小説現代長編新人賞を受賞しています。映画は熊澤尚人監督が新たな視…