福岡県出身の国文学者で、万葉学者(文学博士)。1990年國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。2001年には 奈良県立万葉文化館万葉古代学研究所副所長就任。2004年には奈良大学文学部国文学科教授に就任。2006年以降は同志社大学へも出講している。
万葉挽歌史的研究と、万葉文化論を主な研究の対象とし、数多くの講演や万葉ウォークイベントを行い、ソフトな語り口で分り易く・やさしく・楽しく・おもしろく・深く、万葉の魅力を情熱的に伝えている。そのほか、NHKのラジオ、テレビで万葉集の上野先生として著名。
また折口信夫研究の第一人者であり、数多くの研究成果を挙げている。余談だが関西国際空港の命名者の一人である。