百人一首現代語訳 感想の注意書きです。 yuifall.hatenablog.com 十三・筑波嶺の峰より落つるみなの川恋ぞ積もりて淵となりぬる 後撰和歌集 巻一一・恋三・七七六 詞書「釣殿の御子につかはしける」 陽成院 筑波山から流れ落ちる男女川のように、はじめは浅かった恋心が、 積もりつもって深い淵となってしまった。 恋ごころ つもりつもって 深い深い淵となった 筑波の山の水が、落下して 深い深い滝壺を作るように (さ・え・ら書房 『口語訳詩で味わう百人一首』 佐佐木幸綱) 筑波嶺の 峰から落ちる 女男川 恋は積もって 淵になります (講談社 『百人一首がよくわかる』 橋本治) 胸のほとり…