はじめに:感情と自己探求の始まり ある日、娘が手作りの豆腐アイスに豆腐のかけらが入っていることに腹を立て、大泣きしました。娘は発達障害があり、当時の彼女は感情のコントロールが苦手でした。 私はそばで静かに見守っていましたが、なかなか泣き止む気配はありません。 翌日、娘がふとこんなことを言いました。 > 「ママって、何が起きても微動だにしないよね。感情がほとんどないみたい。きっとママは人間じゃないんだよ。」 その言葉に驚きつつも、娘が感じていたことが少しずつ分かってきました。 娘は、「ママがどんなに大変な状況でも、辛いとか悲しいとか言わない」と受け取っていたのです。 確かに私は感情をあまり表に出…