サクラローレルが4歳新馬戦に2敗し、ダートに回った4歳未勝利戦で初勝利を挙げる話。 1994年1月6日、ローレルはいよいよデビュー戦に臨むが、なんと1番人気となる。 だが現実とは非常なもので徹底的にマークされポジション争いに敗れてしまい9位に終わる。 目を背けかけるオリトレの椿さんだが父の助言で顔を上げ、不屈の心をローレルから教えられる。 1月15日の2戦目は3位で終わり、椿さんはローレルの足の不調を見抜いて病院へ連れて行く。 病院では椿さんは人馬一体を説きローレルと一緒ならお互い一人では無しえないことも出来ると誓う。 そこで椿さんはローレルをダートに回すことを決意し1月30日の4歳未勝利戦へ…