不活化ポリオワクチン

(サイエンス)
ふかつかぽりおわくちん

 ポリオのワクチンには、ポリオ・ウィルスの毒性を弱めた生ワクチン(活化ワクチン)と、ウイルスを化学処理して感染性や病原性をなくした不活化ワクチンがあります。生ワクチンには、およそ100万人につき1.4人の率で、ポリオに感染する危険性があります。これに対し、不活化ワクチンには感染の危険がありません。日本では定期接種に経口生ワクチンを使用しており、ここ10年間で生ワクチンによるポリオ感染者の数は15人に上っています。
 先進国では、感染の危険がない不活化ワクチンの接種が一般的ですが、日本は導入が遅れており、被害者の方達を中心に不活化ワクチンへの切り替えを求める声が高まっています。しかし、行政の対応は遅く、早くても不活化ワクチンの使用開始は、来年(2012年)の秋以降になると言われています。

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