不要不急の男 (文春文庫) 作者:土屋 賢二 文藝春秋 Amazon 土屋先生が老人ホームに入られた。土屋先生がマンション暮らし。なんだかショックだった。お年は知らないが、なんとなく親戚のおじさんみたいな親近感を勝手に抱いていたのだ。 でもお元気で快適に過ごしておられるようで一安心だ(ほんとに余計なお世話である)。 老人ホームの利点として挙げておられる点。 「居心地はいい。今後何百年でも住んでいたいほどだ。」 「職員の人たちはとても親切だ。」 「行動は自由だ。」 これらは今の住まいで私が感じていることとほとんど同じだ。居心地はいいし、警備員の人やスタッフの人たちはみな親切。そして自由がある。 …