人は刹那に生きると共に永遠にも生きる。(与謝野晶子) 一条真也です。言葉は、人生をも変えうる力を持っています。今回の名言は、日本の歌人、作家、思想家である与謝野晶子(1878年~1913年)の言葉です。 「あゝをとうとよ、君を泣く、君死にたまふことなかれ。」これは、与謝野晶子が実弟の出征に際し送った言葉です。戦中にあってこの発言は婦女子としても許されることはなかったはずです。けれども、彼女はあえて、心の中の想いを言葉にしました。 ここで紹介した言葉もなんと力強いものでしょう。人生は時間に縛られることはないのだという彼女の強いメッセージを感じます。彼女の夫は与謝野鉄幹です。子だくさんだったことも…