(まえおき) 12月20日付ロイターは「英下院は20日、欧州連合(EU)離脱に向けた関連法案の概要部分を巡る採決を実施し、賛成多数で可決した。主要なハードルを突破し、ジョンソン首相が目指す来年1月末のEU離脱達成は現実味を帯びてきた。」と報じています。 国民投票から3年半が経過して英国のEU離脱いわゆるBREXITが実現するようです。 しかし英国国立経済社会研究所(NIESR)ではボリス・ジョンソン英首相がEUとまとめた離脱協定案に従って英国がEUを離脱した場合、離脱しない場合に比べて年間700億ポンド(約9兆8000億円)の経済損失が見込まれるとの報告書を発表しています。 BREXITに対す…