今回は、旅のテーマでもあるスリランカ紅茶の話です。 スリランカでの紅茶生産はイギリス領セイロンの時に始まり世界でも有数の紅茶輸出国となり、独立後国名はスリランカになりましたが、栽培を始めた当時の地域名にもとづく「セイロンティー」の名で親しまれています。 「午後の紅茶」や「紅茶花伝」などのペットボトル紅茶にも用いられ、日本人にはなじみのある紅茶です。 スリランカ紅茶の香りや味は栽培される地域の標高で異なり、標高1,200m以上の高地産茶(High Grown Tea)、標高600〜1,200mの中地産茶(Medium Grown Tea)、標高600m以下の低地産茶(Low Grown Tea)…