日本の仏教の真言密教の立場からなされた神道解釈に基づく神仏習合思想のこと。密教では、宇宙は大日如来の顕現であるとされ、それは大日如来を中心にした金剛界曼陀羅と胎蔵曼陀羅の儀規として表現されている。この金剛界と胎蔵界の両部の曼陀羅に描かれた仏菩薩を本地とし、日本の神々をその垂迹として解釈した思想である。
※この記事は2020年の学び(開運方位鑑定をやる理由)からの分離記事になります。 トピックが多かったので分けました。 目次へは↑のリンクから飛んでください 大嘗祭に使われる特別な稲を育てる田んぼ(斎田)を、占いによって決める「斎田点定の儀」。三種太祓は、この儀式の占いの際に唱えられた祝詞だった。 この斎田点定の儀の占いの際に三種太祓が唱えられたのかな。天岩戸神話が起源になっていて、アメノコヤネが占いをさせたようだけど。https://t.co/ISB4Elej4d https://t.co/epfXipmVSD pic.twitter.com/TXZ1zyJS0a — sats (@surak…
飛驒一宮『水無神社』スキーをされる方は位山と聞くと「位山スキー場」を御存知かと思います。おやじにとって人生初のスキーを経験したのが当時の「位山スキー場」、いい思い出はない。ここでいきなりリフトに乗せられ「降りてこい」と云われ、死ぬ思いで斜面を転がり落ちていったのがトラウマとなりしばらくは行く気にならなかった、最初の印象は後々に影響するものです。スキーは大好きです、その境地に至るまでには随分時間と人との出会いが必要でした。 面倒見のある人と出逢えるか否か、これが好きになれるか嫌いになるのかの別れ道だと痛感します。 『水無神社』はその位山を神体山とし、古来より霊山として名高く、宮川の源流でもある。…
操山公園里山センターから少し北に歩くと、沢田山恩徳寺がある。 地名で言えば、岡山市中区沢田になる。 ここは真言宗の寺院であり、報恩大師が定めた備前四十八ケ寺の一つである。 恩徳寺参道前の鳥居 鳥居の扁額 恩徳寺は、寺伝によると、天平勝宝二年(750年)に行基菩薩により開基されたという。 その後備前を訪れた報恩大師により、備前四十八ケ寺の一つに定められたのだろう。 この寺院は、神仏習合が進んだ寺院である。寺院の参道の手前には鳥居があり、扁額に「竪巖尊」と刻まれている。 この竪巖尊は、最上稲荷のことであるらしい。 鳥居を潜って進むと、黒ずんで古びた山門がある。 恩徳寺山門 仁王像 仁王門の内部には…
・「浮遊霊・地縛霊. これらの霊が現界の人間等に憑依し、霊障を起こす。浮遊霊 死者の霊が行くべき所に行かずに逃げ出すと浮遊霊となる」とか、「地縛霊(じばくれい)とは、自分が死んだことを受け入れられなかったり、 自分が死んだことを理解できなかったりして、死亡した時にいた土地や建物などから離れずにいるとされる霊のこと。あるいは、その土地に特別な理由を有して宿っているとされる」と定義されています。いわゆる幽霊は、成仏していない、この世に怨念がある霊のようです。沖縄のような激戦地では現代でも、戦死者の幽霊がでるそうです。離れた島の沖縄は、霊的世界も独特の世界を形成しているようです。「霊界ははるか遠いと…
・『暮らしのなかの妖怪たち』(岩井宏實 慶友社 2012/10)から、 「<覚(さとり)> ・山の中、ことに北国の山中にいる獣の姿をした妖怪に「覚(さとり)」がある。飛騨や美濃(岐阜県)の山中によく現れ、その姿は狒々(ヒヒ)に似ていて、よく人の心を見抜くという。富士山麓の地方ではこの化け物を「思い」といった」とのこと。「さとり」は、「獣人」の一種だったようです。 ・「獣人」を異次元移動させたり、空飛ぶ円盤から現地に降ろしていたのは「イルージョン」もできるオリオン星人だったようです。当時はイルージョン現象を「狐」「ムジナ」「狸」等に化かされたとしていたようです。オリオンETグループが異次元のモン…
・ナチスと南極地下基地のつながりがありますし、現代でもナチスの第4帝国と惑星規模の宇宙船を運用するカイパーベルト・エイリアンの話もあります。米国のスチュアート・A・スワードローによると「1990年代にすでに70種類以上の異なる種族のエイリアンが地球を訪れていると告げた。しかもこれらは地球人種と敵対する性質のエイリアンばかりで、2002年から2003年にかけての最終報告では、その種類も217に跳ねあがっている」そうです。「インセクトイド(昆虫型エイリアン)」「ライオンピープル」「シリアン(シリウスA)」「キーロット」といったグループに分けることができる多様なエイリアンが、カイパーベルトに集結しは…
・エジプトの神々はシリウス人であったようです。シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物であるといわれます。「世界の王はサナット・クマラと共に金星から降りてきた。この神人の一団はシリウス星と繋がりがある」といわれます。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。「シリウス星からやってきた宇宙の神である彼らは、今もなおオリオン座との絆を大切にしています。それはひとえにオリオン座が、彼らの祖先である太陽族の故郷であるからです」と語られています。シリウスのレベルは、もうすでに非物質のレベルです。「高次アストラル界には、エーテル体のライオン種がおり、…
三瀧の観音さん 瓶岩権現(かめいわごんげん)さまです。 平安時代、菅原道真公により遣唐使は廃止され大陸文化は一通り消化されていき、文化の国風化が進んでいきました。 10世紀以降、貴族社会を背景に展開されたこの時期の文化を藤原文化といいます。 このような文化は次第に地方にも広がっていきました。 神仏習合の風はますます盛んになり、在来の神々を仏と結びつける「本地垂迹(ほんちすいじゃく)説」が生まれました。 神は仏が人間を救うために、仮に形をかえてこの世に現れたという思想です。 こうした考えのもとで生まれた神道が両部神道です。 権現も「権」とは「仮に」という意味で、仏さまや菩薩さまが仮のお姿で神の形…
・世界中のいわゆる「失踪者」について書きますと非常に多くのページと調査時間が必要になります。多くは家出人か、逃亡者か、子どもの誘拐のように犯罪事件か、犯罪か事故か、そして、ごく少数のエイリアンのアブダクション(誘拐)なのか、警察への届け出や事件簿を詳細に調べないと分からないといわれます。驚くような数字なのかも知れません。エイリアンのアブダクション(誘拐)も人間を寝ている時に、ベッドから幽体をUFOに引き入れて、何らかの実験処置をして、またその人の家のベッドに戻し、記憶を消すと言う信じられない話も多いようです。また、人間を意星に連れ去ったというケースもあったようです。プレアデスに日本人の原郷があ…
令和2年5月23日に開催された民族文化研究会関西地区第24回定例研究会における報告「近世期における神道神学の展開――中野裕三『国学者の神信仰』を読む(第二回)」の要旨を掲載します。 二 「第一編 本居宣長の神信仰」 二・一 「第一章 ルードルフ・オットーのヌミノーゼ概念――本居宣長の『神の定義』との比較」 序論では、国学者の神道思想を検討し、現代における神道神学に活用することの重要性が説かれたが、いよいよ本編では国学者が展開した神道思想の検討へと入っていく。第一編で取り上げられるのが、本居宣長の神道思想である。 なかでも、宣長によって説かれた「神の定義」は、以後の神道神学に与えた影響が非常に大…
図書館もずっと休館で、大変困っていたのだった。 予約していたのは、『近畿霊山と修験道』(五來重編 名著出版) 他に予約している者もいないというのに、コロナのせいで1カ月近く待たされた。 既得権益層の経済活動は最大限守るが、本一冊も自由に借りれぬ状態を良しとする社会の貧しさ。この間、図書館の閉鎖で、この社会ではどれだけ知的活動が停滞したことだろうか。コロナに乗じた「華氏451」状態をふと想像した。コロナに乗じた火事場泥棒、火付け泥棒が堂々と社会の中枢でふんぞり返っている国だからね、ここは。 さて、『近畿霊山と修験道』の話だ。 五来先生はまずは総説で「大和」の「神奈備」について語る。 「独立した山…
■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■ ・新型コロナウイルス感染症についても、危機管理局の準備の甘さが目立ったといわれます。危機管理体制の統一化が必要のようです。大地震、大津波、大型台風や豪雨による堤防決壊とリスクや危機が増えているそうです。「災害等で困っている人も多くなっているので、税金の無駄遣いをやめて財源を確保すべきだ」といわれます。毎年の災害被害の甚大化、最大化、極大化が懸念されると指摘されています。「災害は忘れたころにやってくる」といわれます。 幸いにもマスクも都内の一部地域では品薄解消に向かっているようです。理由は中国企業が大量生産に乗り出しているそうです。医療の安全…
羽田先生のブログを読んでいたら富士山の弁財天の話が書いてありました。 富士山大弁才天女のこと - 金翅鳥院のブログ これを読んで思い出したのですが、以前ミャンマーから来た、神通力があると評判のある瞑想指導者に色々とお話を伺うことができました。 その方は来日した際に、必ず富士山に行ってしばらく瞑想するそうです。 なぜそうするのかと尋ねると、それは富士山に龍神が2体いらっしゃるからだと言う事でした。 その時も瞑想指導が多忙で富士山に行く時間が全くなかったにもかかわらず、在日のミャンマー人に運転を頼み強行軍で富士山に行ってきたと関係者を驚かせていました。 奈良の天河弁財天もそうだと思うのですが、日本…
第一章神仏習合の始まりまずは神仏習合という言葉の定義、概要を述べておく。神仏習合という言葉は現在、日本在来の神祇信仰と仏教との融合、「仏すなわち神」とする思想、および宗教現象を示す言葉として一般的に用いられている。これらの研究は、仏教によって形成されてきた神の歴史を段階的に把握した辻善之助(つじぜんのすけ)氏の研究や、民俗学的な視野をも入れて仏教に対抗する「神道」が奈良末期から平安初期にかけて成立したと考える高取正男氏の研究が最も基準とされるべきだろう(注1、2)。神仏習合の言葉の起源は、吉田兼倶(よしだかねとも)氏が『唯一神道名法要集』(ゆいいつしんとうみょうほうようしゅう)の中で神道を三つ…
・ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)によると、「標高500mから600m程度の高原地帯であり、西日本を代表するリゾート地の一つである(関西(中国)地区の軽井沢とも呼ばれる)。また、日本最大のジャージー牛の牧場なども存在する」とのこと。 「妖怪伝承としては「(スイトン)蒜山高原には「スイトン」と呼ばれる妖怪が出没すると言い伝えられている。スイトンは「悪人などのところに“スイー”っとやってきて、一本足で“トン”とその場に立ち、その場にいる悪人を引き裂き、食い殺す」と言われている。このスイトンを模した像は高原のいたるところに置かれており、いかに縁が深い妖怪かよくわかる。 (一貫小僧)…