中世音楽

中世音楽

(音楽)
ちゅうせいおんがく

およそ4、5世紀から14世紀にかけての西洋音楽を指す。
なお、西洋音楽史では、おおよそ850‐1150年をロマネスク時代、1150‐1450年をゴシック時代、また、13世紀をアルス・アンティクア(ars antiqua;古い芸術)の時代、14世紀をアルス・ノバ(ars nova;新しい芸術)の時代と呼ぶことがある。

音楽的特色

  • キリスト教聖歌、特にローマ・カトリック教会の典礼聖歌であるグレゴリオ聖歌の成立
  • ポリフォニー (多声音楽) の発達
    • オルガヌム:ゴシック様式の大聖堂にも似た趣を備える
  • 記譜法の体系化
  • 世俗化の傾向(14世紀以降)
    • トルバドゥール、トルベールの単旋律歌曲
    • マドリガーレ、バラータ

主要作曲家

  • レオニヌス Leoninus(1163頃- 1190)
  • ペロティヌス Perotinus(1160頃-1240頃)
  • ギョーム・ド・マショー Guillaume de Machaut(1300頃‐1377)
  • フランチェスコ・ランディーニ Francesco Landini(1325頃-1397)
  • ジョン・ダンスタブル John Dunstable(1390?‐1453)
  • ギョーム・デュファイ Guillaume Dufay(1400頃‐1474)
  • ジル・バンショア Gilles Binchois(1400頃-1460)

参考書籍

グローヴ音楽事典、日本大百科、世界大百科事典