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中井久夫

(読書)
なかいひさお

1934年奈良県生。京都大学医学部卒、東大分院神経科、青木病院、名古屋市立大を経て、神戸大学医学部精神神経科教授。97年退官、現在神戸大学名誉教授。精神科医。精神病理学者。臨床、研究(風景構成法の考案)、翻訳など多岐にわたる功績で知られる。また、広範な知識を背景とした明晰な文章家としても著名。

 主な著書

  • 『中井久夫著作集ー精神医学の経験』全6巻別巻2(岩崎学術出版社、1984-91)
  • 『治療文化論ー精神医学的再構築の試み』(岩波現代文庫 2001)
  • 『分裂病と人類』(東京大学出版会)
  • 『記憶の肖像』(みすず書房、1992)
  • 『家族の深淵』(みすず書房、1995、毎日出版文化賞受賞作)
  • 『アリアドネからの糸』(みすず書房、1997)
  • 『清陰星雨』(みすず書房、2002)
  • 『徴候・記憶・外傷』(みすず書房、2004)
  • 『時のしずく』(みすず書房、2005)
  • 『関与と観察』(みすず書房、2005)
  • 共編著-飯田真・中井久夫『天才の精神病理ー科学的想像の秘密』(1972 中央公論社より刊行、2001岩波現代文庫)『1995年1月・神戸』(みすず書房、1995)、『昨日のごとく』(みすず書房、1996)

 訳書

  • エレンベルガー『無意識の発見』(共訳、弘文堂、1980)
  • サリヴァン『現代精神医学の概念』(みすず書房)
  • サリヴァン『精神医学の臨床研究』(みすず書房)
  • サリヴァン『精神医学的面接』(みすず書房)
  • サリヴァン『精神医学は対人関係論である』(みすず書房)
  • サリヴァン『分裂病は人間的過程である』(みすず書房)
  • バリント『一次愛と精神分析技法』(共訳、みすず書房)
  • ハーマン『心的外傷と回復』(みすず書房)
  • ヤング『PTSDの医療人類学』(共訳、みすず書房)
  • 『エランベルジェ著作集』(全3巻)(みすず書房)

 詩の翻訳

  • 『カヴァフィス全詩集』(読売文学賞ー研究・翻訳賞受賞)
  • 『リッツィオス詩集 括弧』
  • ヴァレリー『若きパルク/魅惑』
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