連休中にブログを更新しようと思ったのだが、実家にいるので本が参照できない。 というわけで、特に証拠もない与太話を。 ☆ ペルシア神秘主義文学の最高峰(の次ぐらい)の詩人、アッタールに、『鳥の言葉』という著作がある。 鳥の言葉 ペルシア神秘主義比喩物語詩 (東洋文庫) 作者:アッタール 平凡社 Amazon 『鳥の言葉』というタイトルから、犬語とか猫語みたいな意味で「鳥がつかう言語」を想像する人がいるかも知れない。 原語タイトルをラテン文字で表記すると、Manṭiq al-ṭayrである。「言葉」と訳されている部分、manṭiqは、普通、「論理学」を指す。「言葉」という意味もあるのだが、manṭ…