ウクライナ戦争の陰に隠れてここのところ目立たないのですが、中国によって現在進行中の南シナ海への海洋進出、その周辺諸国への影響力を巡る米中の確執を扱った「FLASHPOINT SOUTH CHINA SEA」(GMT)を対戦しました。 カードドリブンのわかりやすい構成で1時間程度と手軽にプレイでき、ユーロゲーム系プレイヤーにも受け入れやすいと思われる、好ゲームにしあがっていました。 南シナ海を描いたマップには、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ブルネイ、インドネシアの5カ国が配置されています。各国については、青と赤で描かれたアメリカと中国それぞれについて経済的影響力と外交的影響力の2つのパタメー…