研修生 (単行本) 作者:多和田 葉子 中央公論新社 Amazon 『研修生(プラクティカンティン)』多和田葉子著を読む。 洋書輸入販売の会社を経営している父親の紹介(コネ)で、ドイツ・ハンブルクにある書籍取次会社で研修生になった「わたし」。親元を離れての以降での一人暮らし。新社会人。研修生扱いだが、果たして正社員になれるのか。 おぼつかないドイツ語では、ろくにコミュニケーションも取れない。見知らぬ街、オフィスでの人々との出会いと孤独。異邦人としての街探索は、なぜかミシェル・ビュトールの『時間割』あたりを思い浮かべた。 何かの本で読んだが、とにかくドイツ人はきれい好き。うっかりキッチンで魚でも…