張良宮城谷昌光(みやぎたにまさみつ)中央公論新社2024年12月10日 新聞の広告でみかけた。ちょっと気になったので、図書館で借りて読んでみた。予約してから、数か月がかかった気がする。読売新聞の連載小説だったらしい。 内容紹介には、”秦に祖国・韓を滅ぼされた張良は、秦への復讐と韓の復興を誓う。多くの食客を使って素早く情報を集め、劉邦に軍略を授けてその覇業を助けた張良の鮮烈な生涯を描く。”とある。 著者の宮城谷さんは、 1945年 愛知県蒲郡市生まれ。 早稲田大学文学部卒業。 出版社勤務の傍ら立原正秋に師事し、創作を始める。91年(平成3年)『 天空の舟』で新田次郎文学賞、『 夏姫春秋』 で直木…